「DCを夏につかうⅠ」では、ドクターセラの特徴についてご紹介しました。
まとめると
ドクターセラのメリットは
遠赤外線によって、からだ全体にまで熱を巡らせられる。
マイナス電位によって、からだを酸化による疲労から守る。
という特徴を持っています。
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私たちはふだん暮らしていると、からだは様々な影響を受けています。
毎日の営み、お天気、食生活、それらのストレスなどいろいろ。
頑張るために、からだはエネルギーをたくさん消費します。
食べ物の栄養や適度な睡眠は、不足したエネルギーを充電させ、心とからだの疲れを解消させてくれるものです。
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これから始まる夏の時期には、
暑さによって汗はとめどなく、普段よりもからだの疲れはたまりやすくなります。
そのうえ熱帯夜なら睡眠不足も重なって、疲労も上手に解消されません。
からだの体温を下げようと冷たいものを利用しますが、頼りっぱなしになると疲労回復の障害にもなってしまいます。
暑い季節にこそ「からだの冷え」には気をかけてほしいのです。
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それはなぜなのでしょうか。
☆1 からだの約60%は水分が占めています。
※図1
私たちの中に入った水分は、「体液」として姿を変えそれぞれに役割を果たしています。
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☆2 私たちの体温には温度差がある。
※「皮膚体温」と「深部体温」の図
理想的な「平熱」は、皮膚体温:36.5度・深部体温:38度になります。
【皮膚体温】は、体表面の皮膚や指先、手足の間接部分で、からだの熱を調整する体温。
外気温の影響を受けやすく、飲食物の影響はすぐに効果はない。
【深部体温】は、体内の内臓や脳など生命活動を維持するためのベース体温。
外気温の影響はほとんど受けないが、飲食物の影響はすぐに受ける。
※体温の影響関係の図
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☆3 汗や疲労によって血液の流れが悪くなる。
※血管の状態の図
からだは(汗をかくと乾燥)(疲れによって酸性化)します。
乾燥(水分不足)によって血管は細くなり、酸性化によって血流はドロドロになります。
結果、からだの熱はうまく移動できず、全ての細胞の栄養となる酸素も滞ります。(細胞の酸欠状態)
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☆4 汗による乾燥と冷たい飲み物が、極端な体温差を引き起こす。
夏場クーラーなどの冷房機をかけますが、暑いとどうしても設定温度を急速に下げてしまいがち。
汗はからだの中から熱を吸収しています。
表面に吹き出た汗はさらに冷やされ、皮膚体温からも熱を奪います。
さらに、冷たい飲み物などを食べれば体内からも熱を奪います。
※夏にカゼをひきやすい要因の図
体温が適度に下がったところでクーラーを止めて、からだをそれ以上涼しくしなければいいのですが、
放っておいた場合は身体はどんどん冷えてしまいます。
ブルブルっとしてしまったら大変です。
からだを冷やすのとは違い、温めるためには時間も手間もかかります。
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☆5 からだの中に冷えた体液がとどまり、内蔵を冷やす。
突然ですが、お風呂のお湯に入っている時を想像してください。
熱いお湯を注ぐと水面はとても熱くなりますが、だんだんおしりや足先は冷たくなってゆくという体験はないですか?
逆に冷たい水を注ぐと、急にお風呂の底に流れ込みヒヤッとしたと体験もあるかもしれません。
同じ温度のお湯なら問題ないのですが、温度差があると水の特性によって熱の移動が滞ります。
※ふろの温度変化の図
水を出しっぱなしのまましばらくすれば、お風呂の温度は一定になりますが時間がかかります。
水を出しつつお湯の中を混ぜ続ければ、少ない時間で温度は一定になります。
そう、重要なのは温度差を無くすこと。お湯を混ぜることで上下のお湯に対流を起こすことです。
ちょっと、わかりにくい説明だったかもしれません。
※温度差による体温推移の図
体内に大きな温度差があると熱の移動は起きにくくなります。
冷たいままの体液が留まると深部体温は低下し続けます。
からだを温めようと発熱アイテムや着込んだりしても、冷えたからだの表面は乾燥し収縮しています。
一度に運べる熱の量は小さくなります。
すると、血液が熱を運んできても冷たい体液が吸収してしまい、からだの内部が温まりにくくなるのです。
※熱の伝わり方の図
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☆6 からだの冷えが体温バランスを乱す。
たとえ少しの体温低下であっても、その変化はからだに様々な影響を引き起こします。
なによりも怖いのは、それが無自覚なところで状態が進行し続けることです。
〇体温が下がることのリスク(36.5℃を基礎体温とした場合)
-0.5℃:疲れやすく抜けにくい。
-1℃:排泄・基礎代謝が低下。自律神経が乱れうつ病を招く。アレルギー症状が出る。
-1.5℃:免疫力の低下。生活に支障をきたす慢性的な体調不良。
35℃:ガン細胞の増殖が最大になる。(からだが酸性化しているとより活発に)
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いかがでしょうか。
【まとめ】
☆1 からだの約60%は水分が占めています。
☆2 私たちの体温には温度差がある。
☆3 汗や疲労によって血液の流れが悪くなる。
☆4 汗による乾燥と冷たい飲み物が、極端な体温差を引き起こす。
☆5 からだの中に冷えた体液がとどまり、内蔵を冷やす。
☆6 からだの冷えが体温バランスを乱す。
このように、夏の時期はからだの内部が冷やされやすく、そのままではからだに大きな負担を与えてしまいます。
冷え性の方であれば、
からだの体温が下がっているとき、人知れずつらい苦労をされていることと思います。。。
とくに、職場や環境のなかでクーラーなどの冷房をかけているときには、からだのみならず気持ちまで敏感になってしまうとお聞きします。
もはや現代病となりえた冷え性ですが、自覚できるうちはまだ改善の方法で解消されやすいです。
最近では冷え性対策のツールやガイドが沢山充実していますからね。
ですが、「隠れ冷え性(低体温)」の場合には症状の発覚と改善までに時間がかかります。
その間も状態が悪化しやすくなるので早く対処することが重要です。
主な「隠れ冷え性(低体温)」の症状として
ほてりやむくみが多い。
年間を通して、からだの調子を崩しやすい。
冷え性ではないと思ってる。
などがみられます。
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近年、以前は冷え性でなかった方が年々増えています。
それは豊かな社会になったことと共に、これまで自分が冷え性だと気づかなかった方の数も大きく関係しています。
ですので、いかに冷えから体温を整えるかが大切なのです。
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先にもご紹介したように、このような症状にこそ東京西川のドクターセラが大活躍してくれます。
ドクターセラは湿度をともなった「湿熱」であると前回にお話ししました。
乾燥した熱「乾熱」は、水分が無いだけでなくからだの表面からも水分を奪います。
その結果上にあるような冷えの状態を招きやすくなります。
湿熱によってからだの内部にまで熱を届けることができるのです。
また、湿熱の『遠赤外線』は熱の波長が長く、乾熱の『近赤外線』のようにジリジリとした熱さがありません。
※ヒーターの熱の違いの図
寝ているとじんわりとした温かさが浸透し、からだの表面よりも内側から感じられてきます。
そう、まるで温泉に浸かっているときの心地よさと同じです。
ドクターセラが「温泉敷きふとん」と言われるのも、この湿熱のある遠赤外線があるからなんです。
温泉と少し違うのは、
からだが濡れないこと。
疲れやすい状態を平常にもどす、マイナス電位が寝ている時からだを包んでいる。
ことでしょうか。
【温熱×電位】の相乗効果によって、からだは不調だったマイナスベースからゼロベース、
そして健康体を維持するプラスベースに変わってゆきます。
からだが悪くなったら、元に戻すというだけの繰り返しではなく、
元に戻ったからだがこの先未来悪くならないようにすることこそが理想の寝具であり、
それがドクターセラです。
毎日の健康維持はもちろんですが、冷えや様々なからだの悩みでいる方に、ぜひお使いいただきたいです。
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約三十年前にドクターセラは発売されました。
以来リニューアルもされましたが、旧タイプから買い換えしても尚使い続けてくださる方など、多くの方に愛され喜ばれています。
このおふとんで眠る方が、少しでも痛みが癒されて悩みが解消されるようにと、沢山の知恵によって生まれました。
ふじやっこでは、お試し寝としての体験をいつでもお待ちしております。
いらっしゃった方のお悩みや疑問に合わせて、アドバイスやご説明をさせていただきます。
きっと、新しい発見と体験が待っていますよ。
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さくらんぼの忙しい時期も落ち着きましたね。皆さんお疲れさまでした。
さぁ、ぐっすりと眠れる温泉のようなおふとんで、からだの為に今夜からいかがですか。
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